本校卒業の作家、西條奈加さんが直木賞を受賞された快挙は十勝に住む全ての人たちにとって心からの喜びであり、明るい話題をプレゼントしていただきました。
何を隠そう、本校図書館ではこのような日が近い将来やってくると信じていました。来たるべき日のために、西條奈加さんの作品は多数揃えてきました。
図書局員も蔵書点検が終わり次第、コーナー展示のブースを設置する予定です。
お楽しみに!
【西條奈加さんの作品 一部ご紹介】
『心(うら)淋し川』集英社…直木賞を受賞した本作は一時、十勝の本屋さん店頭か
ら消えるほど売れていたそう。江戸の片隅「心町(う
らまち)」を舞台にした時代小説。小さなどぶ川沿いで
懸命に生きる人の姿を描く。
『善人長屋』 新潮社…善人長屋と呼ばれる長屋で、裏稼業を持つ住人達によ
る笑いあり涙ありの人情活劇。プロの仕事がなんとも
気持ちいい。無報酬なのがもっといい!
『猫の傀儡』 光文社…江戸が舞台の推理もので猫の話とあれば人気が無いわ
けが無い!猫たちが心の中でこんな風に話しているの
か…と想像が膨らむ楽しい1冊。
ほかにもまだまだ、西條奈加さんの魅力あふれる作品が多数そろっておりますので、是非三条図書館に足を運んでください。
なお、蔵書点検が終了しました。今年もソフテック社ハンディーターミナルをお借りして実施しました。スムーズに仕事が進んだのはこの機械と1~2年次図書委員のみなさんと、図書局員のお陰です。
ありがとうございました。1月25日(月)昼休みから通常どおり開館します。