先週末、帯広南町中学校が来てくれました。
今やどの中学校も部員不足で苦しむ中、なぜか南町中学校はたくさんの選手が入部します。いずれ受け入れることになる高校チームにとって、とてもありがたい存在なのです。
　
コートに立つ選手は、全員が2年生でした。三条は素人1年が複数コートに立つため、選手全員のバレー経験値の足し算では負けています。しかも2年エースは全道長身者合宿参加のために不在、さらに1年エースも負傷のために使えずアタッカーが不足したため、仕方ないので通常はセッターの選手をアタッカーとして使って急場を凌ぎました。それでもなんとか高校生の意地を見せることができてよかったです。

中学生たちには｢バレーを楽しみなさい｣という話をしました。基本的にバレーボールは楽しい競技なのです。楽しみながらバレーをやりつつ｢もっと上手になりたい｣とか｢もっと強くなりたい｣という内的動機が湧いてきたら、一気に上達します。上達すれば、次の段階の楽しさを味わうことができます。それは高校に入ってからでも遅くはありません。
三条と試合をやってみて、何を感じたでしょうか。｢このチームでやってみたい｣と思ってくれた選手が一人でもいれば嬉しいです。そうはいっても高校入試という関門があります。｢勉強もしっかりやってね」という言葉を付け加えておきました。頑張れ、中学生！

今年もあと数日となりました。明日、今年最後のブログ更新をさせていただきます。ご覧になっていただければ幸いです。