校長通信第33号発行

 本日の全校集会での校長講話は読解力をテーマにしましたが、暑い中、つい話が長くなってしまって反省しきりです。先日もあるラジオ番組で「最近ムカついたこと」というテーマで「校長の話が長すぎる(怒)」という声を聞いていたのに…次に活かします。

 さて、今回とりあげたのは恩田陸さんの『夜のピクニック』からの言葉。与えるだけが優しさではないという内容ですが、若かりし頃の僕はそれが全くわかっていなかったのです…

 エッセイには関係ありませんが、私の大学寮でも夜通し歩いて帰ってくるという行事がありました。ただ歩くだけなのに妙な一体感が芽生えて、明るくなって寮にたどり着く頃にはこのまま終わらないでくれと思ったものでした。そんなことを思い出させてくれる僕の大好きな一冊です。