男子バレーボール部のページ

大会報告 新人大会地区予選

令和5年度全十勝新人バレーボール競技選手権大会兼第19回北海道高等学校バレーボール新人大会十勝地区予選会が1月13日に帯広柏葉高校体育館で行われました。この大会で三条は優勝し、2月2日から苫小牧市で行われる全道大会への出場権を獲得しました。

準決勝
 三条2(25-20 25-14)帯広柏葉
決勝
 三条2(25-14 25-20)白樺学園

十勝の全道出場枠は、「1」です。これは強烈な緊張感があります。チームの実力にそれなりの確信は持っているのですが、何があるかわかりませんし、メンタル面の弱さが顔を出す可能性もあります。「負けられない」という緊張感に心が潰される可能性もあります。

決勝の白樺戦。第1セットは三条得意のサーブで崩してブロックでプレッシャーをかけてシンクロで攻撃するパターンが炸裂して圧倒しました。この段階で、私には嫌な予感がありました。案の定、2セット目はサーブが甘くなり、ミスが連発する展開となり、白樺にリードを許す展開となりました。相変わらず、メンタルが弱いのです。
17-20の場面で私はタイムを取りました。バレーに関する指示は全くせず、言ったことは「少しは人間として成長した姿を見せてくれよ」です。この言葉が選手たちの心に響いたのかどうかはわかりませんが、そこから圧巻の8連続得点でゲームセットとなりました。
バレーボールは「間」のあるスポーツですので、どうしてもメンタルが試合を左右します。選手たちは、そのことをわかってはいるのですが、まだ自身の心をコントロールできない幼さがあります。つまり、敵は相手チームではなくて、自分の心。時間をかけて心を成長させていく必要があるのです。そのことを強く意識して練習に取り組んでいかなくてはなりません。

全道大会は苫小牧市で行われます。苫小牧は9年前の新人大会で準優勝したところです。あの時と同じように旋風を吹かせられたらな、と考えています。まずはメンタルをしっかりと整備して臨みたいと思います。
たくさんの応援、ありがとうございました。今後も三条バレー部の成長を見守っていただけたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。