新人大会 結果報告
皆さん、こんにちは。
三条男子バスケ部の副顧問・Kです。
さて、12月8日(土)と14・15日(土・日)の日程で
高体連十勝支部バスケットボール新人大会が行われました。
まずは、結果報告です。
【大会結果】
(Bブロック・予選トーナメント)
[勝]帯広三条 99 ー 70 帯広緑陽
[勝]帯広三条 57 ー 47 帯広工業
(決勝リーグ・0勝3敗)
[負]帯広三条 29 ー 175 白樺学園
[負]帯広三条 51 ー 145 帯広大谷
[負]帯広三条 58 ー 67 帯広農業
結果として、規定により大会第3位とはなりましたが、
新人全道への出場権獲得は達成できませんでした。
決勝リーグに進出するためには、絶対に勝ちが必要な予選トーナメント。
8日の流れから、良いゲーム内容を目指しましたが、
上手くいかない部分を修正しきれず、薄氷を踏むような勝利でした。
(この試合のMVP・T君が序盤に一人で取った10点がなければ負けていました)
また、決勝リーグはいずれも収穫と課題を得られた試合だったように思います。
すべてをここでは語り切れませんが、大一番の農業戦を振り返ります。
選手権予選での大敗から数か月。
当時、副顧問・Kはチームに帯同できなかったのですが
結果を見て、あまりの大差に驚いた記憶があります。
その差を埋めるための準備ができたのか。
答え合わせの一戦でもありました。
序盤は常に追う展開ながらも
大きな差は作らせず、粘り強くゲームを進めます。
しかし、相手のスリーポイントや速攻に手を焼き
なかなか追い越す展開に持ち込めません。
自分たちのファールも重なり
相手にフリースローのチャンスを何度も与えますが
ここは幸運に恵まれ、大きく失点せず。
(まぁ、自分たちも入りませんでしたが)
前半を振り返ると、30対35での折り返し。
コート内外の様々な要因で、なかなか流れに乗れませんでした。
しかし、今大会の三条ベンチは一味違います。
選手同士で話し合う光景はいつものことですが、
試合展開に応じて”なあなあ”になりがちがった
声出しや声援に一体感が生まれてきました。
その効果か、後半は三条が盛り返します。
外からの攻撃やスティールからの一本が決まり
第3クォーター終了時には、ついに2点差に。
ベンチは、新チームになってから
一番と言っていいほどの押せ押せムードでした。
全員の声で生み出した一体感で迎えた勝負の第4クォーター。
相手のミスなどで自分たちがボールを持つ時間が増えます。
ここで流れに乗れば、追い越せる。いや、追い越す!
しかし、攻めても攻めても得点には結びつかず。
その時間帯が長く、流れがピタッと止まってしまいました。
今思えば、そこがこの試合の分水嶺でした。
相手は、その隙を逃さずに得点を重ねてきます。
自分たちで勝利を手繰り寄せるチャンスはあったものの
それをモノにできなかった我々、三条チーム。
結果的に、9点差で敗戦となりました。
今回の収穫は
選手たちが行ってきた準備の成果が出せたこと。
そして、チームで戦えるようになってきたことです。
特に、ベンチメンバーも戦う姿勢を示してくれたことは
今後の活動に大きくつながることでしょう。
一方で、まだ埋まり切っていない課題があることも明白です。
試合に「勝ち切る」ところまでもっていくために
様々なことが必要であることを再認識しました。
次の公式戦は春季大会までありませんが
その間に、いくつか実戦のチャンスはあります。
次へ向かうために
再びチームで前を向いていきたいところです。
大会初日に引き続き、各試合で多くのご声援をいただきました。
この場を借りて、お礼申し上げます。
年内の活動も残りわずかとなってきました。
残念ながら、新人全道には行けませんが
その代わり、1・2年生ともに模試を受けることが
(日程的に)できるようになりました。
バスケのみならず、勉強(現実)にも
前を向いていきたいところです。
それでは。
副顧問・K