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ウインターカップ予選会 結果報告

皆さん、こんにちは。

三条男子バスケ部の副顧問・Kです。

 

 

9月13~15日(土~月・祝)にかけて、ウインターカップ予選会に参戦してきました。

まずは、大会結果報告です。

 

【大会結果】

(予選トーナメント)

 [勝]帯広三条  134 ー 28  足寄

 [勝]帯広三条   86 ー 83  帯広緑陽

(決勝リーグ)

 [負]帯広三条   41 ー 102 帯広農業

 [負]帯広三条   17 ー 182 帯広大谷

 [負]帯広三条   57 ー 105 帯広北

 

 結果:決勝リーグ0勝3敗 大会規定により第3位

 

 

ウインターカップ予選会は

新生・三条男子バスケットボール部の初陣となりました。

目標としては、この数か月間で積み上げたことを表現すること。

そして、その先にあるシードポイントの確保です。

 

予選トーナメントを辛くも勝ち抜き

3日間で決勝リーグを含めた全5試合を戦いました。

 

今回は、予選トーナメント決勝を振り返ります。

文字通り、手に汗握る接戦かつ劇的な結末を迎えました。

 

ーーー

 

シードポイント圏に入るには

絶対に負けられない戦いとなった帯広緑陽との一戦。

 

実は、トーナメント反対側の山のチームは

どちらが上がってきても我々にとっては厳しい試合が予想されました。

それもそのはず。夏の練習GAMEで我々は全敗していたのです。

チャレンジャーとして挑む試合は、緊張感がありました。

 

 

そんな中で始まった第1クォーター。

副顧問・Kは、選手たちが緊張で力を全然発揮できないのでは・・・と

とても心配しておりました。

 

しかし、選手たちはファイティングスプリットを見せてくれました。

粘り強いディフェンスから、口開けは2年KNTによるスリーポイント。

第1クォーターの入りが大きな課題だったものの、気持ちを見せた選手たち。

終われば21ー14のスコアでリードを奪います。

 

続く第2クォーターは、相手がペースを徐々につかみ始めると同時に

こちらのミスからターンオーバーが頻発。

前半終了時には、37-43と点差がひっくり返ります。

 

ハーフタイムを挟み、挑む後半戦。

ここからは一進一退の攻防が繰り広げられます。

入れては入れられ、入れられては入れて。

点差が拮抗し、なかなか広がりません。

 

 

あれよあれよという間に最終クォーター。

残り数分でこちらが連続得点を決めて、ついに逆転!

リードを守り切って、勝利は目の前に・・・

 

と、ここで簡単にいかないのがバスケットボールなんですね。

相手の怒涛の攻撃で、スリーポイントがスポーン、スポーンと決まります。

気づけば83-83の同点。

 

 

タイマーを見ると・・・

残り2.7秒!?

(副顧問・Kとしては、昨年のデジャヴです。)

 

すかさず、ヘッドコーチのN先生がタイムアウト。

最後の攻撃を指示します。

試合最後のワンプレーは、ゲームキャプテンの1年KNTに託されました。

決まれば勝ち越し、決まらなければ延長戦です。

 

 

フロントコートからの攻撃。

2年SGが相手のマークを振り切り、ボールをもらいます。

入れ替わるように、1年KNTにボールをパス。

 

スリーポイントライン中央までボールを運び

ブザーが鳴る前の刹那、最後のシュートが放たれます。

 

両軍ベンチ、観客の視線は、高く弧を描くボールに。

 

 

 

(スッ・・・)

 

 

 

ゴールネットはほぼ揺れず、ボールはリングをきれいに通過。

わずか一瞬だけ静まるフロア。

そして、響く大歓声。

 

まさか、まさかのブザービーターで大逆転勝利!

ヘッドコーチ・N先生の采配ズバリ!!

未来を託された1年KNTのスーパーシュート!!!

見出しならいくらでも出てきそうです(笑)

(これが某プロ野球リーグのチャンネルだったら、〇テレ行確定です。)

 

あまりの劇的な展開でその後の詳細はあいまいですが

感情の爆発とその後の疲労感だけ覚えています。

(もうなんか、おなかいっぱいでした笑)

 

正直、延長戦に入ると厳しいなと感じていましたが

ギリギリでつかんだ勝利です。

この劇的な勝利が、チームの自信になり

次につながることを祈るばかりです。

 

決勝リーグは、現在の実力差が出て全敗。

それでも、そこまで勝ち進むことができ

リーグを戦った経験と生まれた課題が大きな収穫です。

 

(新チームでの初めての表彰)

 

次の公式戦は、3か月後の新人戦。

第5シードのチームとして挑むことになります。

 

次のステップに進むために

引き続き、粘り強く練習に励みます。

 

(少数精鋭でつかんだ賞状!) 

 

今大会でも、保護者の方々や在校生などから

大きなご声援をいただきました。

この場を借りて、感謝申し上げます。

ありがとうございました。

 

 

3年生たち、良い試合観れたね。

これを弾み(?)に受験に向けて頑張って。

 

 

それでは。

 

 

副顧問・K