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2023年10月の記事一覧

大会報告 選手権地区予選会

第76回全日本バレーボール高等学校選手権大会北海道代表決定戦帯広地区予選会が、10月1日(日)に白樺学園高校体育館で行われました。この大会で三条は優勝し、11月15日(水)から北海道立総合体育センター(北海きたえーる)で行われる全道大会の出場権を獲得することができました。

準決勝
 三条2(25-12 25-23)0帯広工業
決勝
 三条2(25-17 26-24)0白樺学園

大会前にチームで共有していた戦術は、「サーブで崩してブロックで仕留める」、いわゆる「サーブ&ブロック」をどれだけ出していけるか、ということでした。結果として準決勝も決勝も同じような内容となりました。第1セットはサーブ&ブロックが炸裂して一方的な展開となりました。狙い通り。しかし2セット目になると、とたんにサーブが甘くなり、後半にもつれた展開となってしまうのです。原因は、ただ一つ。「心が弱い」。まだまだメンタルを鍛える必要がある、ということです。

とはいえ、1年生が主体の若いチームです。優勝の瞬間は喜びを爆発させていました。それだけ「負けられない」というプレッシャーの中で戦っていた、ということなのでしょう。今後も地区においては「打倒三条」を掲げる他チームの標的になっていきます。そのプレッシャーをはねのけて勝ち続けなければなりません。メンタルもそうですが、技術や戦術面でも成長し、他チームの追随を許さない状況を作っていきたいと考えています。

1年生が主体のチーム、ということで、チームはまだまだ土台作りの段階です。その段階で優勝できている、ということは、それなりに土台が大きい、ということは言えると思います。土台が大きくなければ高い建物を建てることはできません。これから少しずつ建物を建てていく作業です。最終的な完成形はまだまだ先ですが、とりあえず春高の全道大会までにはここまで仕上げよう、という青写真は私の頭の中にはあります。全道でもちょっと注目されるチームにしていきたいと思います。

保護者をはじめ、一般の生徒などたくさんの応援をいただきました。ありがとうございます。会場が白樺、ということもあり白樺野球部のものすごい大声の応援があり、会場は騒然としていました。そういうなかで試合ができたことも経験としては大きかったのかな、と感じています。
春高全道に向けて、チーム一丸となって頑張っていきます。今後ともよろしくお願いいたします。

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