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2024年1月の記事一覧

全道大会ウイーク

いよいよ今週末に全道新人大会が苫小牧市で行われます。木曜日に出発し、金曜日の第2試合で本大会第3シードの札幌藻岩高校と対戦します。負けたら終わりのトーナメント戦ですので、先のことは一切考えず、この試合に集中したいと思います。まあ、今ある力を出し切り悔いを残さないことが重要で、勝負の結果は二の次。選手たちのメンタル面の整備をしっかりと行いたいと思います。

新人大会は予選から全道までわずか3週間しかありませんので、チームを大きく底上げしたり、思い切ったモデルチェンジをする時間はありません。ですから三条は攻撃面での精度を上げることに取り組んできました。三条は身長がありませんので、機動性を持った攻撃をしなくては全道の上位チームには対抗できません。選手たちもそのことは理解していますので、しっかりと取り組んでくれていると思います。週末は土曜日には社会人チーム、日曜日には帯広工業高校が練習試合に来てくれました。その中で、取り組んできた機動性を持った攻撃が炸裂する場面も多々見られ、チームの成長を感じました。

あとは、メンタル。よく言いますが、心は熱く、頭は冷静に。2月2日の第2試合に向けて選手たち個々が自分と向き合ってほしいと思います。

来週の月曜日、どのようなご報告がこのブログでできるのか。私自身が楽しみにしています。応援よろしくお願いいたします。

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全道大会へ向けて

週末、全道大会の組み合わせが決定しました。
三条は、初日の一回戦で第3シードの札幌藻岩高校と対戦することになりました。

こちらは失うものが何もないチャレンジャーですので、今ある力を出し切って挑むだけです。いつも言いますが、勝負の結果はバレーボールの神様が決めてくれます。バレーボールの神様が微笑んでくれるよう、全力で準備をするだけです。そして、自分の弱さを自覚して、それを克服するよう自分と戦うだけです。

北海道でバレーボールの全道大会は3回あります。高体連、選手権、そして新人大会です。私の中の位置づけでは、高体連は「最も重要な大会」、選手権は「最も華やかな大会」、そして新人大会は「最も平等な大会」ということになります。高体連は一部のチームでスーパー1年生が加入し実力が逆転することがあり、不平等です。選手権は3年生が引退するチームと残るチームがあるので、そもそも不平等です。でも新人大会は、4月からのチーム育成の成果がそのまま出る大会なので、最も平等な大会なのです。三条の4月からの取り組みが試されます。結果はともかく、選手たちの成長を信じて見守ります。

週末の練習では、石澤コーチが結成している社会人チームがびっしりと来てくれました。
 
ありがたいことです。帯広のような田舎にいると、練習試合の相手に苦労しますからね。
力量的にはほぼ互角なので、毎試合、濃い試合になります。相手は大人ですので、メンタルが安定しています。そしてこちらの小さなミスを見逃さないしたたかさがあります。緊張感を持って試合ができたことに感謝しています。来週末も来てくれるそうです。

たくさんの人たちの協力をいただいて全道大会に挑みます。
応援のほど、よろしくお願いいたします。

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大会報告 新人大会地区予選

令和5年度全十勝新人バレーボール競技選手権大会兼第19回北海道高等学校バレーボール新人大会十勝地区予選会が1月13日に帯広柏葉高校体育館で行われました。この大会で三条は優勝し、2月2日から苫小牧市で行われる全道大会への出場権を獲得しました。

準決勝
 三条2(25-20 25-14)帯広柏葉
決勝
 三条2(25-14 25-20)白樺学園

十勝の全道出場枠は、「1」です。これは強烈な緊張感があります。チームの実力にそれなりの確信は持っているのですが、何があるかわかりませんし、メンタル面の弱さが顔を出す可能性もあります。「負けられない」という緊張感に心が潰される可能性もあります。

決勝の白樺戦。第1セットは三条得意のサーブで崩してブロックでプレッシャーをかけてシンクロで攻撃するパターンが炸裂して圧倒しました。この段階で、私には嫌な予感がありました。案の定、2セット目はサーブが甘くなり、ミスが連発する展開となり、白樺にリードを許す展開となりました。相変わらず、メンタルが弱いのです。
17-20の場面で私はタイムを取りました。バレーに関する指示は全くせず、言ったことは「少しは人間として成長した姿を見せてくれよ」です。この言葉が選手たちの心に響いたのかどうかはわかりませんが、そこから圧巻の8連続得点でゲームセットとなりました。
バレーボールは「間」のあるスポーツですので、どうしてもメンタルが試合を左右します。選手たちは、そのことをわかってはいるのですが、まだ自身の心をコントロールできない幼さがあります。つまり、敵は相手チームではなくて、自分の心。時間をかけて心を成長させていく必要があるのです。そのことを強く意識して練習に取り組んでいかなくてはなりません。

全道大会は苫小牧市で行われます。苫小牧は9年前の新人大会で準優勝したところです。あの時と同じように旋風を吹かせられたらな、と考えています。まずはメンタルをしっかりと整備して臨みたいと思います。
たくさんの応援、ありがとうございました。今後も三条バレー部の成長を見守っていただけたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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今年もよろしくお願いいたします

2024(令和6)年になりました。
三条男子バレー部、今年もたくさんの方々にお世話になりながら活動していきます。そういったことにきちんと感謝し、みなさまに感動を与えられるような試合のできるチームになっていきたいと思っています。


今年も

どうぞよろしくお願いいたします。

さて、年末には選抜強化合宿に参加させていただきました。全道トップチームと試合をさせていただくことで、自分たちの現在の立ち位置や通用すること、しないことなどを実感として得ることができました。また、このチームの最大の課題も選手たちは理解できたと思います。今後の練習に生かせることばかりでした。
また、年明けには三条に各地からチームが集まって強化練習会をしました。たくさんの試合を行うことでチームが熟成されていました。
ありがたいことです。選手たちには、この環境に感謝して頑張ってもらいたいと思います。とりあえずは13日に行われる新人大会帯広地区予選で勝利し、全道大会への出場権を獲得することが目標となります。選手たちを信じて見守りたいと思います。

さて、1月7日は私の誕生日でした。強化練習会に来てくれた先生方が誕生パーティを開いてくれました。

還暦を迎えました。当然、赤いちゃんちゃんこを着せられました。まあ、バレー仲間に囲まれて幸せな時間を過ごしました。

今年は能登半島で大地震があり、羽田空港で大事故があり、といった年明けとなりました。私は所用で群馬にいたため、大地震の揺れも感じたし、羽田空港の混乱の中で予定通り帯広に帰着することもできませんでした。
三条バレー部、今日も当たり前のように練習しました。でも、当たり前は当たり前なんかじゃないことを実感しました。当たり前のように練習できることに感謝し、その感謝の気持ちを込めながら練習に励んでいきたいと思います。そんなことを考えた今年のお正月でした。
今年もよろしくお願いいたします。

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