進路指導部からのお知らせ
◆今春卒業生の進路結果最終報告 国公立大学110名 私立大学176名合格!
3月1日に本校を巣立っていった16期生の最終的な進路結果(追加合格含む)をご報告いたします。国公立大学合格110名(道内79名 道外31名)私立大学延べ176名(道内102名 道外74名)短期大学7名 高等看護学校18名 専門学校14名 公務員5名 民間就職4名(以上合格者数)となりました。今年度は、北海道のみならず本州 四国 九州 沖縄まで幅広い出願が見られました。また、中期日程や後期日程においても最後まで粘り強く出願しチャレンジする姿勢がありました。3月31日をもって全進路先が確定しました。16期生の皆さんの益々のご活躍を祈念しています。
<道内国公立大学>北大3 樽商6 北海道教育大25 畜大6 旭医1 室工11 北見工3 札医3 札市4 名寄市立1 公立はこだて未来大2 釧路公立6 旭川私立8(道内合計79名)
<道外国公立大学>弘前大4 秋田大1 岩手大1 山形大2 群馬大1 千葉大1 埼玉大1 富山大2 信州大2 山口大1 青森県立保健大4 秋田県立大2 岩手県立大1 高崎経済大2 千葉県立保健医療大学1 横浜市立大1 香川県立保健医療大1 北九州市立大1 名桜大1 芸術文化観光専門職大1(道外合計31名)
<主な私立大学>北海学園大24 北星学園大9名 北海道科学大16 北海道医療大12 札幌大5 北翔大6 天使大2 札幌大谷大1 青山学院大2 神奈川大4 関西外国大3 関西学院大1 神田外国大1 九州産業大1 京都産業大3 近畿大4 駒澤大1 芝浦工大1 順天堂大1 西南学院大1 専修大2 千葉工業大2 帝京大1 東海大3 東京電機大1 東京農業大4 東洋大3 獨協大1 日本女子大1 日本大4 法政大3 明治学院大2 明治大4 立命館大2 (他多数の私立大に合格)
~追伸~ 1年間の進路ホームページを担当しました。生徒・保護者の皆様、大学関係者、予備校関係者など多数の方にお世話になりました。本日をもって最後の執筆となります。1年間お読み頂きありがとうございました。(進路概況はページを最後までスクロールするとダウンロードできます)
~宿泊研修 糠平の地で見つけたふきのとうです。春の息吹を感じます。~
◆速報 国公立大学合格107名!
国公立大学現役合格107名!(過去最多) 北大3名 千葉大1名 埼玉大1名 横浜市立大1名 法政大3名 明治大4名 立命館大2名(一般選抜)他多数
3月22日に後期日程を含め国公立大学の全日程の合格発表が終わり、今年度の3年生(6クラス)は国公立大学の現役合格者が過去最多の107名に達しました。今年度の特徴としては、本州・四国・九州・沖縄まで幅広い出願が見られ、中期・後期日程も最後まで出願する粘り強さがありました。内訳は道内国立大52名 道外国立大16名 道内外公立大38名 専門職大学1名と107名となっています。今後、私立大学の集計および短期大学、高等看護学校、専門学校、就職および公務員についても後日お知らせ致します。
<道内国公立大学>北大3 樽商6 北海道教育大24 畜大6 旭医1 室工11 北見工1 札医3 札市4 名寄市立1 公立はこだて未来大2 釧路公立6 旭川私立8(道内合計76名)
<道外国公立>弘前大4 秋田大1 岩手大1 山形大2 群馬大1 千葉大1 埼玉大1 富山大2 信州大2 山口大1 青森県立保健大4 秋田県立大2 岩手県立大1 高崎経済大2 横浜市立大1 香川県立保健医療大1 北九州市立大1 名桜大1 芸術文化観光専門職大1(道外合計30名)
~3月24日 朝日に映える三条高校の校舎 16期生のご活躍を祈念して~
◆2年次対象 合格者と語る会
3月14日(金)に2年次を対象に「合格者と語る会」を実施しました。3月1日に卒業した3年生49名が来校し、受験勉強のアドバイスや進路決定までの過程などを紹介してくれました。北大・教員養成系・看護系・文系・理系・公務員・専門学校など9つのコースに分かれて、座談会の形を取りました。2年次から感想アンケートでは、以下のようなコメントが寄せられました。
「直接、合格者の話を聞くことで間違いなくモチベーションが上がった。」
「実際に大学に合格している人の話は本当に説得力があり、刺激的だった。」
「入試のことをネットや冊子で調べるよりも、知りたいことを沢山知ることがことができた。」
合格者と語る会を終えてから、2年次の生徒が進路学習室で自習する姿が多く見られるようになりました。自分たちの心に火をつけて、限りある時間を大切に過ごしてほしいです。「受験は期限のある努力」です。いつか必ず来る受験のその時に、力を発揮できるように頑張ってほしいです。
◆1年次対象 卒業生による進路講演会
3月14日(金)に1年次を対象に卒業生(現大学1年)による進路講演会が開かれました。北海道大学・小樽商科大学・北海道教育大学・名寄市立大学・北星学園大学の5校から卒業生9名が来てくれました。高校3年間の受験勉強の取り組みや大学生活について、様々な観点と感性で話をしてくれました。北星学園大学学生の発表では、英文学科と経済学科の説明から始まり、大学スポーツらしいラクロスの実演もありました。1年次生の3名が積極的にステージに上がってくれ、パスの練習をし会場も暖かな雰囲気に包まれました。北海道教育大学からは、教育課程や受験勉強についてのアドバイスをしてくれました。中でも「大学でも友人はできるけど、高校時代の友人が本当に大切で支えになり、一生の関係になる。」という言葉が印象的でした。小樽商科大学の学生は、ユーモラスで二人の掛け合いも交えながら大学を紹介してくれました。特に受験勉強では、友人の存在がとても支えになったと述べていました。名寄市立大学では、丁寧なポワーポイントで発表も明快で分かりやすく、よどみのない説明でした。助産師や保健師、栄養、保育などを多岐に渡る学科を分かりやすく説明してくれました。北海道大学の学生からの発表では、「受験勉強を早く始めること。受験は飽きる時が必ず来るから楽しいと思っているうちに一気に勉強するほうがいい。やる気はやらないとでない。」という言葉が在校生からの感想アンケートでも印象に残ったようです。
卒業生のよる進路講演会は、今年度初めての試みでしたが、1年次のアンケートからも大学生からの発表は良い刺激になったようです。このように部活動だけではなく、三条生として学びの想いや伝統のようなものも世代間で引き継がれていくと良いと思います。これからも三条高校の益々の発展を祈願しています。
◆第5回1年次進路ガイダンス
3月7日(金)に1年次において最後となる第5回進路ガイダンスが行われました。1年間のガイダンスの振り返りから始まり、来年度以降の進路活動や模擬試験などの予定について確認をしました。また、入試のシステムとして一般選抜や学校推薦型選抜、総合型選抜の基本についても振り返りました。進路選択の3つの軸として、①興味ある業界や仕事で考える。②学びたいことや得意分野を基準にする。③将来のライフスタイルから逆算して仕事を決める。などの話がありました。来週は、15期生である卒業生が来校し、受験勉強のアドバイスや大学生活について1年次の生徒を対象にガイダンスをしてくれます。卒業生ならではの言葉ですので、高校生である1年次にも響きやすいと思います。このようにして、部活動だけではなく、学習する姿勢もまた、良き伝統として受け継がれていくと思います。
◆国公立大学前期日程終了
2月25日(火)に国公立大学前期日程の試験が行われ、三条高校からは101名の生徒が各大学の個別試験(二次試験)に挑みました。大学入学共通テスト後には、二次講習会や個人面接・集団面接と生徒は対策を重ねてきました。個別試験は各大学が問題を作成し、共通テストとの合計点によって合否が判定されます。近年は受験生自身が作成・提出する書類も増えてきており、これらの提出物にも加点されるケースがあります。そして、3月6日~10日の間に前期日程の合格者が発表されます。その後に、中期日程・後期日程と試験が続きます。最後まで粘り強く取り組むことで、より合格の可能性が広がります。皆さんに良き春が訪れることを祈念しています。
~2025年度に開校110周年を迎える帯広三条高校の校舎~
◆2年次共テに向けて動き出す~180名が模試受験~
1月18日19日の2日間に渡って大学入学共通テストが行われましたが、2年次では早速2026年度入試に向けて動き出しました。2月1日~2日に大学入学共通テストの早期模試が実施され、180名が挑戦しました。1月31日に今年度最後となる進学ガイダンスも実施され、受験生として心構えや習慣形成などを確認しました。全世界で1,500万部以上を売り上げ、ベストセラーとなった「Atomic Habits~Tiny Changes, Remarkable Results~」によれば、目標やプロセスには大差はなく、大切なことはアイデンティティの形成としています。①結果→②プロセス→③アイデンティティという結果ベースの習慣形成よりも、③アイデンティティ→②プロセス→①結果というアイデンティティ・ベースの習慣形成が良いと説いています。「継続できる自分」を形成し、主体変容を繰り返すことでプロセスが変わり、最終的に結果も変わることになります。これから2年次が過ごす1年間は、私たち大人が過ごす5年10年に匹敵するくらい大切な時期となります。まずは自分を見つめ、どんな自分になりたいのかを明確にすることが大切です。ぜひ自分の目標に向かって、若いエネルギーを注ぎ込んで、この1年間を過ごしてほしいと思います。
~2年次 共通テスト模試の様子~
◆国公立大学の出願が始まりました
1月27日(月)から2月5日(水)までの期間で国公立大学の出願が始まりました。2025年入試は日本全国で45万7000人が受験しました。本校からは151名が共通テストに挑みました。自己採点結果とリサーチでの分析を基に、担任と面談を重ねて最終的に生徒自身で出願校を決定していきます。本校では「二次講習」と題して国公立大学個別試験の講習を実施し、100分間を基本に志望先に合わせた科目展開をしています。主に記述対策になりますので、設問の観点や答案の書き方や解法を確認しながら過去問や問題集に取り組むことになります。今まで積み重ねた学力を発揮できるよう頑張ってほしいと思います。
~進路室前の閲覧用棚 定期的に大学案内や資料を入れ替えています~
◆1月18日19日 いよいよ共通テストが始まります
2025年1月18日と19日に大学入学共通テストが帯広畜産大学にて行われます。三条高校からは151名が受験予定です。12月20日には、校内にて大学入学共通テスト説明会を実施し、試験時間や持ち物、受験票の扱いなどを確認しました。今年度から国語と数学②で試験時間が10分延長されます。地歴と公民では出題科目が大きく再編され、情報Ⅰが新設されます。冬季休業中も熱心に進路学習室で、3年生が受験勉強をする姿が見られます。最後まで粘り強く、平時の学習成果を充分に発揮してほしいと思います。体調管理にも留意の上、それぞれの自己実現に向けて頑張ってください。応援しています。
~昨年の大学入学共通テストの様子~
◆冬期講習が始まりました
三条高校では夏に5日間、冬に5日間の講習を実施しています。冬期講習は12月21日と25日~28日の合計5日間です。70分間の講習を1~2年次は3コマ、3年次は5コマ行います。進路学習室には、朝から生徒が自主的に登校し、自学自習を進めています。「量質転化の法則」というものがあり、スポーツや音楽の世界でも、基本的な技術や練習の積み重ねと量を蓄積してはじめて、より良い「質」に転化していきます。学習においても同様で、研究の世界では、まず先行研究を調べるところから始まります。先人たちの研究をきちんと文献や論文で調べ、膨大な量と実験をこなし、そこで研究テーマが見えてきます。高校生の学習においても、土台に「知識・技能」があります。例えば、英文をきちんと読むには、英文のカバー率がどの程度まで到達すればよいのかという研究があります。Grabe(2009)によれば、4000ワード・ファミリー(見出し語10,000語)で英文のカバー率が95%になるとされています。この段階で挫折してしまわないように、日頃から基礎的な事項をきちんと反復・習得する必要があります。そして、得られた知識や技能をどのように活用していくかが重要です。知識・技能の習得はゴールではなく、あくまで「始まり」です。このように学習の原理・原則を理解することで、より良い学びに繋がっていきます。三条生の「学び」がさらに飛躍するように期待しています。