図書局のブログ
高文連十勝 ビブリオバトル大会
秋の図書委員研究集会はビブリオバトルを行います。
全十勝のチャンプと準チャンプが決定します。
あいにく見学旅行と日程がかぶってしまったため、2年生不在での大会参加となりました。今回参加の1年生局員たちにとっては2回目のビブリオバトルでしたが、それぞれ経験を学びに変えたようでした。ご家族に披露して緊張を克服したり、読んでみたいと思わせるための工夫をさらに盛り込むなど頑張る姿が顕著に表れていました。
ファイナルステージには残れなかったものの、積極的にディスカッションに挙手をして質問したり、大会全体を盛り上げてくれたり、経験が生きる実りの多いビブリオバトルとなりました。
見えない壁を乗り越えた全道大会
今年度の全道大会は岩見沢で行われました。
昨年度T-1グランプリ優勝校の我々はT-1グランプリの司会進行という大きな仕事を仰せつかりました。
顕著な図書館活動を面白く分かりやすい内容でプレゼンするT-1グランプリは1次審査を通過したわずか8校しかステージに立つことが許されないなかなか厳しいもの。ステージ上のパフォーマンスはいわば各校の図書館活動における矜持でもあります。当日の投票にも左右されるので、発表まで結果は誰にもわからず、緊張感もあります。
昨年優勝した本校は、司会進行役としてみんなが一丸となってパフォーマンスを企画し、見ている人を楽しませるためお笑いにチャレンジしたり、司会と表彰にかかわる担当者は放送局の発声アナウンス講座に弟子入りし、当日を迎えるその日まで、本当に毎日よく頑張りました。
今回の経験で今まで味わったことのないチャレンジに取り組んだ三条図書局員。そして見事全員が見えない壁にぶつかりながら自分の力で乗り越え各々の学びに変え、成長が感じられる体験を得られました。そんな彼らひとりひとりに顧問は心から敬意を表したいと思います。今年度の全道大会は一味違ったものになったと思います。
労いは道高文連図書専門部からも頂き、立派な感謝状を授与して頂きました。
結果:館報コンクール・優良賞 POPフェスタ・優秀賞 ともに、全国高校図書館サミットへの出場権獲得。
ビブリオバトル三条図書局大会
毎年、全道高校図書研究大会の前に三条図書局内でビブリオバトルの大会を開催します。
日頃の活動の延長線上にこの活動を位置づけることで、人前で話すことやプレゼン力を鍛えます。
それぞれが推す本の魅力を余すことなく伝えるこの活動。初めて経験した1年次局員と、経験豊富な2年次局員それぞれに、昂然と豊かな表現力で語っていたのが印象的でした。
今年度、今大会のチャンプ本は『贖罪』湊かなえ
準チャンプ本は『か「」く「」し「」ご「」と「』住野よる でした。
どちらも2年次局員バトラーによる圧巻の発表でした。ビブリオバトルに興味がある方は三条図書局まで。
学校説明会の図書局見学のようす
今年度の学校説明会も大勢の中学生の皆さんと保護者の方々にお越しいただきました。
放課後の部活動見学も3階図書室に足をお運びいただきありがとうございました。
早速読書にいそしむ姿、はじめて見る三条図書館に嬉々として楽しんでいる姿や、先輩たちと再会を喜び合う姿が見受けられこちらまでうれしい気持ちになりました。
三条図書局員の「おもてなし」はいかがだったでしょうか?
楽しくて局員にとっても、学びの多い1日でした。ありがとうございました。
参加型コーナー展示に投票ください!
三条図書局の活動のひとつに、名物「参加型コーナー展示」があります。
局員が選んだ作家や作品、作風など二つの選択肢のうちあなたならどっち?と、問いかけます。基本どなたでも参加でき、推したい方にシールを一枚貼りつけます。最終的にシールの数から、分析を行い、読書傾向や本校生の好みを割り出し、選書やPOPづくりなどに役立てていきます。
もちろん、紹介する書籍のPOPも見事に作り上げており見逃せません。とても楽しいゲーム感覚の参加型展示というわけです。
来館した生徒、教職員はもちろん、お客様や卒業生にも参加して頂いております。
今回は村上春樹vs東野圭吾、好きな作家はどっち?をお答えいただいてます。
さあ、あなたも三条図書館で清きひと貼りに参戦してみてはいかがでしょう。
この結果は次回の『Library』で発表しますのでお楽しみに!