2023年12月の記事一覧
今年もお世話になりました
三条男子バレー部は、12月25~28日に札幌市で行われる北海道バレーボール協会、高体連バレーボール専門部主催の選抜強化合宿に参加させていただくため、今年のブログの更新は今回が最後です。あっという間に1年が過ぎましたねぇ・・・。
2023年の戦績を振り返ってみます。
1月16日 新人大会十勝地区予選
1回戦 三条2(25- 9 25- 7)0士幌高校
準決勝 三条2(26-24 25-21)0帯広柏葉
決勝 三条0(20-25 10-25)2白樺学園 (準優勝)
4月24日 春季大会
予選ブロック戦
三条2(25- 6 25-11)0士幌高校
三条1(19-25 25-19 20-25)2帯広柏葉
決勝トーナメント戦
準決勝 三条2(25-18 25-23)0白樺学園
決勝 三条1(19-25 25-21 27-29)2帯広柏葉 (準優勝)
5月27日 高体連支部大会
予選ブロック戦
三条2(25- 5 25- 7)0士幌高校
三条2(25-21 25-12)0帯広農業
決勝トーナメント戦
準決勝 三条0(21-25 30-32)2帯広柏葉
3決 三条2(22-25 25-17 25-16)1帯広農業 (第3位)
8月28日 理事長杯高校大会
三条2(25-8 25-2)0士幌高校
三条2(25-17 25-15)0帯広柏葉
三条2(25-22 25-20)0白樺学園 (優勝)
9月19日 横田杯全道高校大会
予選ブロック戦
三条2(25-19 25-14)0稚内高校
三条2(25-16 25-23)0帯広工業
三条2(25- 7 25-18)0富良野
決勝トーナメント戦
2回戦 三条2(25- 9 25-16)0帯広農業
準決勝 三条2(25-27 25-21 25-14)1網走南が丘
決勝 三条2(25-21 25-22)0白樺学園 (優勝)
10月1日 選手権(春高)十勝地区予選
準決勝 三条2(25-12 25-23)0帯広工業
決勝 三条2(25-17 26-24)0白樺学園 (優勝)
11月16日 選手権(春高)全道大会
1回戦 三条2(25-11 25-13)0深川西
2回戦 三条0(14-25 8-25)2科学大高
12月10日 大森杯高校大会
準決勝 三条2(25-14 25-17)0帯広柏葉
決勝 三条2(27-25 25-22)0白樺学園 (優勝)
新人大会地区予選で、アクシデントによって敗退したところから今年は始まりました。その後、3年生が大きく成長した柏葉と、1年生が加入した三条とが頭一つ抜け出した状態で春季大会、高体連と続きました。最後は柏葉の3年生の意地に屈する形で負けてしまいました。バレーは、(力量が同じなら)「気持ち」で勝負が決することを1年生は学びました。まあ、柏葉とは同じ公立進学校として、手の内を隠さずに協力して強化してきましたので、三条が負けてしまったことは悔しいのですが、柏葉が43年ぶりの支部優勝を果たしたことは自分のことのようにうれしかったですねぇ・・・。
その後、チーム戦術を徐々に落とし込んでいく中で、夏休み明け以降はすべての大会で優勝しました。まだまだチームを作っている段階の中で勝ち続けていることは、最終的にチームが目指すところを考えると.まあ、いいのかな、とは感じています。また、春高全道での強烈な敗戦を経て、チームの雰囲気は変わりました。今後の成長に私自身が期待しているところです。
年が明けたら、私の誕生日があります。還暦を迎えます。
もうそんなに長くバレーの指導が続けられるわけではありません。一戦一戦を大切にしながらチームの成長を見守っていきます。
今年1年、お世話になりました。来年も、どうぞよろしくお願いいたします。
優秀選手
先週、大森杯に先だって今年度の優秀選手の表彰式が行われました。三条からは3年生の4人が選出されました。
左から「はるき」「ひろむ」「りゅうま」「はる」の4人です。このうち、中学校での競技経験者は「ひろむ」だけ。まあ、結構大変な代でした。
コロナの流行で、出場権を獲得した全道大会が中止になったり、遠征や練習会が行えなくなったりと、活動そのものに苦労した代です。しかも競技未経験者ばかりなので、本当にチームの育成には悩みました。そのような中、この4人が高体連まで頑張って、チームを繋いでくれました。本当にお疲れさまでした。「ひろむ」は春高まで残ってくれました。最後の試合を大舞台で終えられたことはよかったと思います。いろいろ、ありがとう。バレー愛に溢れる「ひろむ」は、週末の練習にもびっしりと顔を出してくれました。進路も決まったんだし、これから毎日来い!
「ひろむ」以外は、これからが進路を決める勝負です。それなりに高いレベルの大学を目指している者もいます。バレーで培った根性で合格を掴み取ってください。みなさんが満足感を持って高校を卒業していってくれることを願っています。
大会報告 大森杯
令和5年度バレーボール大森杯高校大会が12月10日(日)、本校体育館で行われました。三条は失セットすることなく優勝することができました。
準決勝 三条2(25-14 25-17)0帯広柏葉
決勝 三条2(27-25 25-22)0白樺学園
時間がなさ過ぎです。
春高の全道から帰ってきて、すぐに中間テストが始まり、その最中に1年生がインフルエンザのために学年閉鎖となったためテスト期間が延期となり、ようやく練習を始められたのは全道から2週間後です。そして約10日間の練習で今大会を迎えました。3年生が一人引退したため、ローテーションとポジションに変更がありました。新しくコートに立った「れんと」とポジション変更のあった「らいお」。相当な負担だったと思います。お疲れさまでした。
わずか10日間ほどの練習ではあったのですが、練習中の雰囲気が明らかに変わりました。練習に取り組む姿勢がよくなりました。そのことが今回の結果につながったことは明白で、試合中もしっかりと集中できていましたし、必要な声も出ていました。「勝ちたい」ではなく「負けられない」という緊張感のなかで試合をしていました。こういう経験がチームを育てていきます。
まあ、突き放さなければならない場面でミスが出て突き放すことができなかった、という反省点はあります。原因は、弱い心。選手たちも、自分の心の未熟さを痛感していることと思います。これからの練習の中で解消していくしかありませんね。
新人大会の前哨戦と位置づけられる大森杯。ここから予選まで約1ヶ月。冬休みは12月に全道の強豪が勢揃いする北海道バレーボール協会主催の選抜強化合宿に選抜されて参加してきます。1月は、いつもの「互助会」メンバーが三条に集まって強化練習会を行います。実践を繰り返す中で一気にチームを熟成させていきます。しっかりと予選で優勝できるように、一丸となって頑張っていきます。
今大会も、熱い応援、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
再始動
先週から今年度の第3クールに突入しました。ここから新人大会までです。
春高で3年生の「ひろむ」が引退しました。新たにスターターとしてコートに立つのは、2年生OH「れんと」です。ついにこの選手がコートに立ちます。
現2先生は、入学生の中にバレー経験者は1名しかいません。チーム維持の観点からはとても不安な状況で春を迎えました。何人かが部活動見学に来てくれたのですが、その中で「れんと」は異彩を放っていました。体験でバレーをやらせたら、初めての経験だというのに、自分の一番高いところでボールをミートできるのです。こういう人は、あまりいません。天性のリズム感を持っているのです。私は、競技未経験者に声をかけて勧誘することは、ほとんどありません。声をかけて勧誘してもレギュラーになれる保証がないからです。でも「れんと」には声をかけました。必ずコートに立てる、という確信があったからです。
「れんと」は中学校までやっていたバドミントンを継続するかどうか迷っていましたが、最終的にはバレー部に入部してくれました。そして、今回やっとコートに立つことになりました。今週末に行われる大森杯がデビュー戦になります。
競技未経験者ではありますが、もう2年生ですし、あまり心配はしていません。普通に全体と連動して動いてくれますので。
あと、「れんと」は周囲に対し目配り、気配りができる人です。そういう性格は、必ずプレーにも反映されます。バレーは瞬間的な反射のスポーツですので、そこに必ず性格とか人間性が出るのです。そういう意味でもいい影響をチームにもたらすことを期待しています。
今後、大活躍することを願っています。頑張れ。