フィールドサイエンス部のブログ
高文連支部野外研修会
2024年6月19日
高文連十勝支部野外研修会が開催され、本校フィールドサイエンス部と帯広柏葉高等学校化学研究部、生物研究部の生徒21名が参加しました。
1)鹿追町環境保全センターバイオガスプラント(中湧別施設)を見学
鹿追町の課題(乳牛のふん尿の悪臭など)から解決方法を考え、実践し、新たな資源へとつないでいく様子を見学しました。余剰熱があると、チョウザメ飼育やマンゴー栽培など、新しいものへ挑戦していく様子に、チャレンジ精神や勇気をいただきました。
2)扇ヶ原展望台、然別風穴地帯をバス内見学
とかち鹿追ジオパークビジターセンターからネイチャーガイドがバスに同乗しました。
市街地から然別湖までの間で変化していく植生やその環境で育つ植物の姿など、バス内より見学しました。バスの車高だからこそ、鹿追町とその周辺の山を一望することができました。
風穴地帯ではバスを降り、苔の柔らかさ(ふかふか)、葉の香り、風穴の風の冷たさなど体感しました。
ユーモアを交えた分かりやすく丁寧な説明と、五感を刺激されながらあっという間に然別湖に到着となりました。
3)とかち鹿追ジオパークビジターセンターを見学
十勝平野の成りたち、北海道石の特徴、水素で走るエコカーの紹介など、多岐にわたり丁寧に説明していただきました。動画や演示、手で触れるなどしながら、理解を深めていくことができ、出発の時間ぎりぎりまで、各々の興味の赴くままに食い入るように説明を聞き、質問をしていました。
短い時間で簡潔に分かりやすく説明していただきました保全センターの方、ネイチャーガイドとつないでくださり、当日も丁寧に対応していただきましたジオパークビジターセンターの方、忙しい中、時間を調節し対応してくださったネイチャーガイドの方にこの場を借りてお礼申し上げます。
帰校後、生徒の興味・関心の幅が広がり、意欲的に探索や実験を行っています。