男子バレーボール部のブログ
卒業、おめでとう
先々週から先週にかけ、卒業式やら高校入試やらでほとんど練習ができなかったため、先週はこのブログの更新をしませんでした。するとあちこちから「どうしたんですか?」だの「体調でも崩されているんですか?」だの問い合わせを受けました。まあ、月曜日にこのブログの更新を楽しみにしてくださっている人がたくさんいる、ということで嬉しいやらしんどいやら・・・。
というわけで、3月1日は卒業式でした。選手4人、マネージャー2人が学び舎を後にしました。毎年のことなのですが、春は別れの季節です。
卒業記念の盾と、在校生からの色紙を手にして、最後の集合写真を撮りました。
3年間を思い返すと、色々なことがありました。いい思い出だけではなく、思い出したくもないようなことも正直言ってありました。生徒は毎年入れ替わっていきますが、私としては世代の差を初めて痛感した代です。こんな私も変わらなくちゃならないのかな、と初めて考えた代です。
そのような中、バレー大好き男のキャプテン「ひろむ」が春高まで残ってくれました。「ひろむ」には絶対に「きたえーる」のコートで高校バレーを終わってほしかったので、組み合わせは微妙でしたが「きたえーる」のコートに立たせることができてよかったな、と思っています。
先週、国公立大学の合格発表があり、無事に全員の進路が決定しました。選手たちには話をしましたが、進路先でもバレーを続けてほしいと思います。高校バレーは苦しいことばかりだったと思いますが、これからは楽しんでバレーをやってくれれば、と思います。
卒業、おめでとう。みなさんの人生が輝いていくよう、応援しています。これからも三条バレー部は続いていきます。後輩たちの頑張りを応援していてくださいね。
黙々と・・・
三条バレー部の第4クール、黙々と進んでおります。三条バレー部、攻撃力はそれなりにあります。課題は守備力。延々と単調なレシーブ練習に取り組んでいます。選手も課題を自覚し、集中して取り組んでいます。まあ、張り切りすぎて、2マンレシーブをやったら次々に選手たちが足が攣るのを見て、私は苦笑するしかありませんでしたが。
そのような状況ですので、実戦練習は全くやっていません。しかし昨日の練習にOBがやってきたので久々にゲームをやりましたが、明らかにボールが落ちなくなってきています。さらにしっかり土台を作って勝負の春を迎えたいと思います。
そんなんで、今日はここに書くネタがありませんので、小田桐4兄弟を紹介したいと思います。
小田桐家には男ばかり4人の兄弟がいます。名前は、長男が「ケイト」、次男が「レイン」、三男が「セイラ」、四男が「エイル」といいます。全員が見事なキラキラネームです。
現在大学4年生のケイトが入部してきたことが、私と小田桐家のお付き合いの始まりです。この代はそれなりに実力者が揃っており、中二からバレーを始めたケイトがコートに立つ機会は限られていました。高二の高体連ではベンチにさえ入れず、クイックモッパーをやっていました。しかしそこから大化けを始め、パンチ力のあるMBに育ってきました。高二の新人大会では札幌藻岩、高三の高体連では東海札幌を追い詰めたチームの一員として活躍しました。高体連後に引退して猛勉強を始め、現役で帯広畜産大学に進学し、親孝行していました。
次男のレインは、中学校時代から好セッターとして活躍していました。三条に来てほしいな、と思っていましたが、彼は北海道科学大高校に進学しました。全道トップレベルのチームで3年間を過ごしたわけです。高校卒業後、帯広に帰ってきて専門学校に通っていますが、休みのたびに三条に来て練習を手伝ってくれたり、選手にアドバイスをしてくれたりしています。
三男のセイラは、三条の1年生。セッター対角に入ってもらっています。まだまだ修行の真っ最中です。ただ、セイラがもっと攻守に高い次元でバランスが取れたら、三条はもっと強くなります。そのことは本人も自覚していますので、今後の成長が楽しみです。
四男のエイルは、中学2年生。まだ見たことはありませんが、今週末に中学校の帯広選抜の一員として三条に来ます。どんな選手なのか、見るのが楽しみです。
今回、小田桐4兄弟を取り上げたのは、この春からレインが専門学校を卒業して秋田県で就職することになったからです。もう三条に来られるのも数回となりました。
中央の赤いパンツがレイン、その左横がセイラです。
インスタライブなどもありますので、今後は秋田県から応援していてください。喜んでもらえるよう頑張ります。どうもお世話になりました。
春に向けて
三条バレー部は、今年度の第4クールに突入しました。新人大会が終わり、勝負の春に向けてのこの時期を第4クールと位置づけ、基礎技術や基礎体力の向上を図ります。ネットを使っての実戦的な練習は封印し、延々と基礎練習を繰り返します。
そういえば、1年生にとっては初めての第4クールなんですね・・・。
新人全道で、札幌藻岩にいろいろ考えさせられる敗戦をしました。ですから、第4クールを始めるに当たって、チーム全体で目標を共有するところから始めました。そして、その目標を達成するためには、自分たちに何が欠けているのかを自覚し、その解消に向けて一人一人が自分と向き合う必要があることを確認しました。黙々と続く基礎練習にも、しっかりと集中して取り組んでいます。
今、チームには自信と不安の両方がある状態です。この時期にしっかりと自分と向き合い、少しでも不安を解消して春を迎えたいと思っています。そして、自分たちが挑戦者であることを自覚して、挑戦者としてふさわしいチームの雰囲気を作っていきたいと思っています。
2年生は高校からバレーを始めた選手ばかりだし、1年生はまだまだ大舞台での経験不足。このチームには伸び代しか感じません。私の感覚としても、まだチーム作りの半分くらい。まだまだ伸ばしていけます。
春から2年生は3年生に、1年生は2年生になります。新3年生は集大成となる高体連に向けまだまだ成長できると思うし、新2年生はこの1年の経験を土台に大舞台で力を発揮できるメンタル強化が期待できます。もう「しょせん1年生」とは言われないでください「三条の2年生、すごいね」と言われてください。
臥薪嘗胆の時期です。春に大きく成長した姿を見せられたらと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
大会報告 全道新人大会
第19回北海道高等学校バレーボール新人大会が2月2日~4日、苫小牧市で行われました。三条は初戦で、最終的にこの大会で3位になった札幌藻岩高校に敗れました。
三条0(23-25 14-25)2札幌藻岩
会場となった北洋大学にて。
バレーボールの神様の声が、はっきりと聞こえました。「お前たちには、まだ早いよ」と。
伏線がありました。年末の全道選抜強化合宿。三条は藻岩に全勝しています。他にも強豪といわれるチームに大きく勝ち越しました。これにより、選手たちは自分たちのバレーに大きな自信を持ちました。しかし、同じ合宿で、明らかに格下のチームに負けてしまうこともありました。これにより、自分たちのメンタルに大きな不安を持ちました。自信と不安。この両方を抱えている状態で、全道大会の初戦が藻岩に決まりました。自信と不安に加え、全道大会初戦の緊張感、藻岩の意地やプライド。これらすべてと戦わなくてはなりません。
第1セットがすべてでした。緊張感のある中で一進一退の試合となりました。その中で、バレーボールの神様は三条に何度もチャンスを与えてくれました。「ここで一気に突き放せよ」と。しかし突き放さなければならない場面で、ミス。最後は23-22の場面で藻岩がタイムアウト。その直後のサーブでミス。これでバレーボールの神様にはそっぽを向かれてしまいました。第1セットの落胆を引きずったまま始まった第2セット。レセプションが崩れ、何もできないまま終わってしまいました。この中で、バレーボールの神様の声が私には聞こえていたわけです。
緊張感のある中で自分たちの力を発揮できない弱さ。突き放さなければならない場面で一気に突き放せない弱さ。気持ちの切り替えができないまま第2セットに入った弱さ。バレーボールの神様の与えてくれた試練を乗り越えられない弱さ・・・。
まあ、仕方ありません。自分たちの弱さと向き合わなくてはいけませんね。
これで令和5年度の公式戦がすべて終わりました。高体連以降で負けたのは、科学大高と札幌藻岩の2敗のみ。どちらも全道のシード校。近いようで遠い全道4強。
ここから4月に新入生を迎えるまでが、三条バレー部の第4クールとなります。基礎的な技術と体力を向上させる時間となります。それに加え、各自が自立して自分の弱さと向き合う時間にしなくてはなりません。今回の負けの理由を心に刻んで、成長しなくてはいけません。「最も重要な大会」である高体連で、全道4強に再チャレンジできるようにチームを進めていきます。
たくさんの応援、ありがとうございました。今後の三条バレー部の成長を見守っていてください。
全道大会ウイーク
いよいよ今週末に全道新人大会が苫小牧市で行われます。木曜日に出発し、金曜日の第2試合で本大会第3シードの札幌藻岩高校と対戦します。負けたら終わりのトーナメント戦ですので、先のことは一切考えず、この試合に集中したいと思います。まあ、今ある力を出し切り悔いを残さないことが重要で、勝負の結果は二の次。選手たちのメンタル面の整備をしっかりと行いたいと思います。
新人大会は予選から全道までわずか3週間しかありませんので、チームを大きく底上げしたり、思い切ったモデルチェンジをする時間はありません。ですから三条は攻撃面での精度を上げることに取り組んできました。三条は身長がありませんので、機動性を持った攻撃をしなくては全道の上位チームには対抗できません。選手たちもそのことは理解していますので、しっかりと取り組んでくれていると思います。週末は土曜日には社会人チーム、日曜日には帯広工業高校が練習試合に来てくれました。その中で、取り組んできた機動性を持った攻撃が炸裂する場面も多々見られ、チームの成長を感じました。
あとは、メンタル。よく言いますが、心は熱く、頭は冷静に。2月2日の第2試合に向けて選手たち個々が自分と向き合ってほしいと思います。
来週の月曜日、どのようなご報告がこのブログでできるのか。私自身が楽しみにしています。応援よろしくお願いいたします。
全道大会へ向けて
週末、全道大会の組み合わせが決定しました。
三条は、初日の一回戦で第3シードの札幌藻岩高校と対戦することになりました。
こちらは失うものが何もないチャレンジャーですので、今ある力を出し切って挑むだけです。いつも言いますが、勝負の結果はバレーボールの神様が決めてくれます。バレーボールの神様が微笑んでくれるよう、全力で準備をするだけです。そして、自分の弱さを自覚して、それを克服するよう自分と戦うだけです。
北海道でバレーボールの全道大会は3回あります。高体連、選手権、そして新人大会です。私の中の位置づけでは、高体連は「最も重要な大会」、選手権は「最も華やかな大会」、そして新人大会は「最も平等な大会」ということになります。高体連は一部のチームでスーパー1年生が加入し実力が逆転することがあり、不平等です。選手権は3年生が引退するチームと残るチームがあるので、そもそも不平等です。でも新人大会は、4月からのチーム育成の成果がそのまま出る大会なので、最も平等な大会なのです。三条の4月からの取り組みが試されます。結果はともかく、選手たちの成長を信じて見守ります。
週末の練習では、石澤コーチが結成している社会人チームがびっしりと来てくれました。
ありがたいことです。帯広のような田舎にいると、練習試合の相手に苦労しますからね。
力量的にはほぼ互角なので、毎試合、濃い試合になります。相手は大人ですので、メンタルが安定しています。そしてこちらの小さなミスを見逃さないしたたかさがあります。緊張感を持って試合ができたことに感謝しています。来週末も来てくれるそうです。
たくさんの人たちの協力をいただいて全道大会に挑みます。
応援のほど、よろしくお願いいたします。
大会報告 新人大会地区予選
令和5年度全十勝新人バレーボール競技選手権大会兼第19回北海道高等学校バレーボール新人大会十勝地区予選会が1月13日に帯広柏葉高校体育館で行われました。この大会で三条は優勝し、2月2日から苫小牧市で行われる全道大会への出場権を獲得しました。
準決勝
三条2(25-20 25-14)帯広柏葉
決勝
三条2(25-14 25-20)白樺学園
十勝の全道出場枠は、「1」です。これは強烈な緊張感があります。チームの実力にそれなりの確信は持っているのですが、何があるかわかりませんし、メンタル面の弱さが顔を出す可能性もあります。「負けられない」という緊張感に心が潰される可能性もあります。
決勝の白樺戦。第1セットは三条得意のサーブで崩してブロックでプレッシャーをかけてシンクロで攻撃するパターンが炸裂して圧倒しました。この段階で、私には嫌な予感がありました。案の定、2セット目はサーブが甘くなり、ミスが連発する展開となり、白樺にリードを許す展開となりました。相変わらず、メンタルが弱いのです。
17-20の場面で私はタイムを取りました。バレーに関する指示は全くせず、言ったことは「少しは人間として成長した姿を見せてくれよ」です。この言葉が選手たちの心に響いたのかどうかはわかりませんが、そこから圧巻の8連続得点でゲームセットとなりました。
バレーボールは「間」のあるスポーツですので、どうしてもメンタルが試合を左右します。選手たちは、そのことをわかってはいるのですが、まだ自身の心をコントロールできない幼さがあります。つまり、敵は相手チームではなくて、自分の心。時間をかけて心を成長させていく必要があるのです。そのことを強く意識して練習に取り組んでいかなくてはなりません。
全道大会は苫小牧市で行われます。苫小牧は9年前の新人大会で準優勝したところです。あの時と同じように旋風を吹かせられたらな、と考えています。まずはメンタルをしっかりと整備して臨みたいと思います。
たくさんの応援、ありがとうございました。今後も三条バレー部の成長を見守っていただけたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
今年もよろしくお願いいたします
2024(令和6)年になりました。
三条男子バレー部、今年もたくさんの方々にお世話になりながら活動していきます。そういったことにきちんと感謝し、みなさまに感動を与えられるような試合のできるチームになっていきたいと思っています。
今年も
どうぞよろしくお願いいたします。
さて、年末には選抜強化合宿に参加させていただきました。全道トップチームと試合をさせていただくことで、自分たちの現在の立ち位置や通用すること、しないことなどを実感として得ることができました。また、このチームの最大の課題も選手たちは理解できたと思います。今後の練習に生かせることばかりでした。
また、年明けには三条に各地からチームが集まって強化練習会をしました。たくさんの試合を行うことでチームが熟成されていました。
ありがたいことです。選手たちには、この環境に感謝して頑張ってもらいたいと思います。とりあえずは13日に行われる新人大会帯広地区予選で勝利し、全道大会への出場権を獲得することが目標となります。選手たちを信じて見守りたいと思います。
さて、1月7日は私の誕生日でした。強化練習会に来てくれた先生方が誕生パーティを開いてくれました。
還暦を迎えました。当然、赤いちゃんちゃんこを着せられました。まあ、バレー仲間に囲まれて幸せな時間を過ごしました。
今年は能登半島で大地震があり、羽田空港で大事故があり、といった年明けとなりました。私は所用で群馬にいたため、大地震の揺れも感じたし、羽田空港の混乱の中で予定通り帯広に帰着することもできませんでした。
三条バレー部、今日も当たり前のように練習しました。でも、当たり前は当たり前なんかじゃないことを実感しました。当たり前のように練習できることに感謝し、その感謝の気持ちを込めながら練習に励んでいきたいと思います。そんなことを考えた今年のお正月でした。
今年もよろしくお願いいたします。
今年もお世話になりました
三条男子バレー部は、12月25~28日に札幌市で行われる北海道バレーボール協会、高体連バレーボール専門部主催の選抜強化合宿に参加させていただくため、今年のブログの更新は今回が最後です。あっという間に1年が過ぎましたねぇ・・・。
2023年の戦績を振り返ってみます。
1月16日 新人大会十勝地区予選
1回戦 三条2(25- 9 25- 7)0士幌高校
準決勝 三条2(26-24 25-21)0帯広柏葉
決勝 三条0(20-25 10-25)2白樺学園 (準優勝)
4月24日 春季大会
予選ブロック戦
三条2(25- 6 25-11)0士幌高校
三条1(19-25 25-19 20-25)2帯広柏葉
決勝トーナメント戦
準決勝 三条2(25-18 25-23)0白樺学園
決勝 三条1(19-25 25-21 27-29)2帯広柏葉 (準優勝)
5月27日 高体連支部大会
予選ブロック戦
三条2(25- 5 25- 7)0士幌高校
三条2(25-21 25-12)0帯広農業
決勝トーナメント戦
準決勝 三条0(21-25 30-32)2帯広柏葉
3決 三条2(22-25 25-17 25-16)1帯広農業 (第3位)
8月28日 理事長杯高校大会
三条2(25-8 25-2)0士幌高校
三条2(25-17 25-15)0帯広柏葉
三条2(25-22 25-20)0白樺学園 (優勝)
9月19日 横田杯全道高校大会
予選ブロック戦
三条2(25-19 25-14)0稚内高校
三条2(25-16 25-23)0帯広工業
三条2(25- 7 25-18)0富良野
決勝トーナメント戦
2回戦 三条2(25- 9 25-16)0帯広農業
準決勝 三条2(25-27 25-21 25-14)1網走南が丘
決勝 三条2(25-21 25-22)0白樺学園 (優勝)
10月1日 選手権(春高)十勝地区予選
準決勝 三条2(25-12 25-23)0帯広工業
決勝 三条2(25-17 26-24)0白樺学園 (優勝)
11月16日 選手権(春高)全道大会
1回戦 三条2(25-11 25-13)0深川西
2回戦 三条0(14-25 8-25)2科学大高
12月10日 大森杯高校大会
準決勝 三条2(25-14 25-17)0帯広柏葉
決勝 三条2(27-25 25-22)0白樺学園 (優勝)
新人大会地区予選で、アクシデントによって敗退したところから今年は始まりました。その後、3年生が大きく成長した柏葉と、1年生が加入した三条とが頭一つ抜け出した状態で春季大会、高体連と続きました。最後は柏葉の3年生の意地に屈する形で負けてしまいました。バレーは、(力量が同じなら)「気持ち」で勝負が決することを1年生は学びました。まあ、柏葉とは同じ公立進学校として、手の内を隠さずに協力して強化してきましたので、三条が負けてしまったことは悔しいのですが、柏葉が43年ぶりの支部優勝を果たしたことは自分のことのようにうれしかったですねぇ・・・。
その後、チーム戦術を徐々に落とし込んでいく中で、夏休み明け以降はすべての大会で優勝しました。まだまだチームを作っている段階の中で勝ち続けていることは、最終的にチームが目指すところを考えると.まあ、いいのかな、とは感じています。また、春高全道での強烈な敗戦を経て、チームの雰囲気は変わりました。今後の成長に私自身が期待しているところです。
年が明けたら、私の誕生日があります。還暦を迎えます。
もうそんなに長くバレーの指導が続けられるわけではありません。一戦一戦を大切にしながらチームの成長を見守っていきます。
今年1年、お世話になりました。来年も、どうぞよろしくお願いいたします。
優秀選手
先週、大森杯に先だって今年度の優秀選手の表彰式が行われました。三条からは3年生の4人が選出されました。
左から「はるき」「ひろむ」「りゅうま」「はる」の4人です。このうち、中学校での競技経験者は「ひろむ」だけ。まあ、結構大変な代でした。
コロナの流行で、出場権を獲得した全道大会が中止になったり、遠征や練習会が行えなくなったりと、活動そのものに苦労した代です。しかも競技未経験者ばかりなので、本当にチームの育成には悩みました。そのような中、この4人が高体連まで頑張って、チームを繋いでくれました。本当にお疲れさまでした。「ひろむ」は春高まで残ってくれました。最後の試合を大舞台で終えられたことはよかったと思います。いろいろ、ありがとう。バレー愛に溢れる「ひろむ」は、週末の練習にもびっしりと顔を出してくれました。進路も決まったんだし、これから毎日来い!
「ひろむ」以外は、これからが進路を決める勝負です。それなりに高いレベルの大学を目指している者もいます。バレーで培った根性で合格を掴み取ってください。みなさんが満足感を持って高校を卒業していってくれることを願っています。