男子バレーボール部のブログ
全道大会へ向けて
週末、全道大会の組み合わせが決定しました。
三条は、初日の一回戦で第3シードの札幌藻岩高校と対戦することになりました。
こちらは失うものが何もないチャレンジャーですので、今ある力を出し切って挑むだけです。いつも言いますが、勝負の結果はバレーボールの神様が決めてくれます。バレーボールの神様が微笑んでくれるよう、全力で準備をするだけです。そして、自分の弱さを自覚して、それを克服するよう自分と戦うだけです。
北海道でバレーボールの全道大会は3回あります。高体連、選手権、そして新人大会です。私の中の位置づけでは、高体連は「最も重要な大会」、選手権は「最も華やかな大会」、そして新人大会は「最も平等な大会」ということになります。高体連は一部のチームでスーパー1年生が加入し実力が逆転することがあり、不平等です。選手権は3年生が引退するチームと残るチームがあるので、そもそも不平等です。でも新人大会は、4月からのチーム育成の成果がそのまま出る大会なので、最も平等な大会なのです。三条の4月からの取り組みが試されます。結果はともかく、選手たちの成長を信じて見守ります。
週末の練習では、石澤コーチが結成している社会人チームがびっしりと来てくれました。
ありがたいことです。帯広のような田舎にいると、練習試合の相手に苦労しますからね。
力量的にはほぼ互角なので、毎試合、濃い試合になります。相手は大人ですので、メンタルが安定しています。そしてこちらの小さなミスを見逃さないしたたかさがあります。緊張感を持って試合ができたことに感謝しています。来週末も来てくれるそうです。
たくさんの人たちの協力をいただいて全道大会に挑みます。
応援のほど、よろしくお願いいたします。
大会報告 新人大会地区予選
令和5年度全十勝新人バレーボール競技選手権大会兼第19回北海道高等学校バレーボール新人大会十勝地区予選会が1月13日に帯広柏葉高校体育館で行われました。この大会で三条は優勝し、2月2日から苫小牧市で行われる全道大会への出場権を獲得しました。
準決勝
三条2(25-20 25-14)帯広柏葉
決勝
三条2(25-14 25-20)白樺学園
十勝の全道出場枠は、「1」です。これは強烈な緊張感があります。チームの実力にそれなりの確信は持っているのですが、何があるかわかりませんし、メンタル面の弱さが顔を出す可能性もあります。「負けられない」という緊張感に心が潰される可能性もあります。
決勝の白樺戦。第1セットは三条得意のサーブで崩してブロックでプレッシャーをかけてシンクロで攻撃するパターンが炸裂して圧倒しました。この段階で、私には嫌な予感がありました。案の定、2セット目はサーブが甘くなり、ミスが連発する展開となり、白樺にリードを許す展開となりました。相変わらず、メンタルが弱いのです。
17-20の場面で私はタイムを取りました。バレーに関する指示は全くせず、言ったことは「少しは人間として成長した姿を見せてくれよ」です。この言葉が選手たちの心に響いたのかどうかはわかりませんが、そこから圧巻の8連続得点でゲームセットとなりました。
バレーボールは「間」のあるスポーツですので、どうしてもメンタルが試合を左右します。選手たちは、そのことをわかってはいるのですが、まだ自身の心をコントロールできない幼さがあります。つまり、敵は相手チームではなくて、自分の心。時間をかけて心を成長させていく必要があるのです。そのことを強く意識して練習に取り組んでいかなくてはなりません。
全道大会は苫小牧市で行われます。苫小牧は9年前の新人大会で準優勝したところです。あの時と同じように旋風を吹かせられたらな、と考えています。まずはメンタルをしっかりと整備して臨みたいと思います。
たくさんの応援、ありがとうございました。今後も三条バレー部の成長を見守っていただけたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
今年もよろしくお願いいたします
2024(令和6)年になりました。
三条男子バレー部、今年もたくさんの方々にお世話になりながら活動していきます。そういったことにきちんと感謝し、みなさまに感動を与えられるような試合のできるチームになっていきたいと思っています。
今年も
どうぞよろしくお願いいたします。
さて、年末には選抜強化合宿に参加させていただきました。全道トップチームと試合をさせていただくことで、自分たちの現在の立ち位置や通用すること、しないことなどを実感として得ることができました。また、このチームの最大の課題も選手たちは理解できたと思います。今後の練習に生かせることばかりでした。
また、年明けには三条に各地からチームが集まって強化練習会をしました。たくさんの試合を行うことでチームが熟成されていました。
ありがたいことです。選手たちには、この環境に感謝して頑張ってもらいたいと思います。とりあえずは13日に行われる新人大会帯広地区予選で勝利し、全道大会への出場権を獲得することが目標となります。選手たちを信じて見守りたいと思います。
さて、1月7日は私の誕生日でした。強化練習会に来てくれた先生方が誕生パーティを開いてくれました。
還暦を迎えました。当然、赤いちゃんちゃんこを着せられました。まあ、バレー仲間に囲まれて幸せな時間を過ごしました。
今年は能登半島で大地震があり、羽田空港で大事故があり、といった年明けとなりました。私は所用で群馬にいたため、大地震の揺れも感じたし、羽田空港の混乱の中で予定通り帯広に帰着することもできませんでした。
三条バレー部、今日も当たり前のように練習しました。でも、当たり前は当たり前なんかじゃないことを実感しました。当たり前のように練習できることに感謝し、その感謝の気持ちを込めながら練習に励んでいきたいと思います。そんなことを考えた今年のお正月でした。
今年もよろしくお願いいたします。
今年もお世話になりました
三条男子バレー部は、12月25~28日に札幌市で行われる北海道バレーボール協会、高体連バレーボール専門部主催の選抜強化合宿に参加させていただくため、今年のブログの更新は今回が最後です。あっという間に1年が過ぎましたねぇ・・・。
2023年の戦績を振り返ってみます。
1月16日 新人大会十勝地区予選
1回戦 三条2(25- 9 25- 7)0士幌高校
準決勝 三条2(26-24 25-21)0帯広柏葉
決勝 三条0(20-25 10-25)2白樺学園 (準優勝)
4月24日 春季大会
予選ブロック戦
三条2(25- 6 25-11)0士幌高校
三条1(19-25 25-19 20-25)2帯広柏葉
決勝トーナメント戦
準決勝 三条2(25-18 25-23)0白樺学園
決勝 三条1(19-25 25-21 27-29)2帯広柏葉 (準優勝)
5月27日 高体連支部大会
予選ブロック戦
三条2(25- 5 25- 7)0士幌高校
三条2(25-21 25-12)0帯広農業
決勝トーナメント戦
準決勝 三条0(21-25 30-32)2帯広柏葉
3決 三条2(22-25 25-17 25-16)1帯広農業 (第3位)
8月28日 理事長杯高校大会
三条2(25-8 25-2)0士幌高校
三条2(25-17 25-15)0帯広柏葉
三条2(25-22 25-20)0白樺学園 (優勝)
9月19日 横田杯全道高校大会
予選ブロック戦
三条2(25-19 25-14)0稚内高校
三条2(25-16 25-23)0帯広工業
三条2(25- 7 25-18)0富良野
決勝トーナメント戦
2回戦 三条2(25- 9 25-16)0帯広農業
準決勝 三条2(25-27 25-21 25-14)1網走南が丘
決勝 三条2(25-21 25-22)0白樺学園 (優勝)
10月1日 選手権(春高)十勝地区予選
準決勝 三条2(25-12 25-23)0帯広工業
決勝 三条2(25-17 26-24)0白樺学園 (優勝)
11月16日 選手権(春高)全道大会
1回戦 三条2(25-11 25-13)0深川西
2回戦 三条0(14-25 8-25)2科学大高
12月10日 大森杯高校大会
準決勝 三条2(25-14 25-17)0帯広柏葉
決勝 三条2(27-25 25-22)0白樺学園 (優勝)
新人大会地区予選で、アクシデントによって敗退したところから今年は始まりました。その後、3年生が大きく成長した柏葉と、1年生が加入した三条とが頭一つ抜け出した状態で春季大会、高体連と続きました。最後は柏葉の3年生の意地に屈する形で負けてしまいました。バレーは、(力量が同じなら)「気持ち」で勝負が決することを1年生は学びました。まあ、柏葉とは同じ公立進学校として、手の内を隠さずに協力して強化してきましたので、三条が負けてしまったことは悔しいのですが、柏葉が43年ぶりの支部優勝を果たしたことは自分のことのようにうれしかったですねぇ・・・。
その後、チーム戦術を徐々に落とし込んでいく中で、夏休み明け以降はすべての大会で優勝しました。まだまだチームを作っている段階の中で勝ち続けていることは、最終的にチームが目指すところを考えると.まあ、いいのかな、とは感じています。また、春高全道での強烈な敗戦を経て、チームの雰囲気は変わりました。今後の成長に私自身が期待しているところです。
年が明けたら、私の誕生日があります。還暦を迎えます。
もうそんなに長くバレーの指導が続けられるわけではありません。一戦一戦を大切にしながらチームの成長を見守っていきます。
今年1年、お世話になりました。来年も、どうぞよろしくお願いいたします。
優秀選手
先週、大森杯に先だって今年度の優秀選手の表彰式が行われました。三条からは3年生の4人が選出されました。
左から「はるき」「ひろむ」「りゅうま」「はる」の4人です。このうち、中学校での競技経験者は「ひろむ」だけ。まあ、結構大変な代でした。
コロナの流行で、出場権を獲得した全道大会が中止になったり、遠征や練習会が行えなくなったりと、活動そのものに苦労した代です。しかも競技未経験者ばかりなので、本当にチームの育成には悩みました。そのような中、この4人が高体連まで頑張って、チームを繋いでくれました。本当にお疲れさまでした。「ひろむ」は春高まで残ってくれました。最後の試合を大舞台で終えられたことはよかったと思います。いろいろ、ありがとう。バレー愛に溢れる「ひろむ」は、週末の練習にもびっしりと顔を出してくれました。進路も決まったんだし、これから毎日来い!
「ひろむ」以外は、これからが進路を決める勝負です。それなりに高いレベルの大学を目指している者もいます。バレーで培った根性で合格を掴み取ってください。みなさんが満足感を持って高校を卒業していってくれることを願っています。