令和3年度 北海道高等学校卓球新人戦 十勝支部予選会
2021年11月13日(土)14日(日) 幕別町札内スポーツセンター
新年あけましておめでとうございます。報告が大変遅くなりましたが、新人戦十勝地区大会の結果をお知らせします。
学校対抗戦は、今年度は男女とも全道への出場を果たすことができませんでした。女子の全道出場権が2校となったことにもよるのですが、大変残念なことです。今回全道出場を果たした2校のうち、帯広大谷は全道3位、帯広南商業は全道ベスト8という結果を残しており、全道的に見てもレベルの高い学校です。この2校に打ち勝つことは、今後も至難であることは間違いありませんが、今年度の大会で果たすことのできなかった全道出場をかけ、果敢にチャレンジしていきたいと思います。
[男子学校対抗]
予選トーナメント
1回戦 帯広三条 1-3 上士幌
[女子学校対抗]
決勝リーグ
帯広三条 0-3 帯広大谷
帯広三条 0-3 帯広南商業
帯広三条 3-2 帯広柏葉
[男子シングルス]
1回戦勝者 大津(2年) 3-2 帯広工業
南保(1年) 3-2 更別農業
早坂(2年) 3-0 帯広柏葉
深野(2年) 3-0 帯広緑陽
武隈(2年) 3-0 上士幌
川浦(1年) 3-0 帯広緑陽
伊藤(2年) 3-0 芽室
木下(1年) 3-0 帯広柏葉
2回戦勝者 深野(2年) 3-0 帯広三条
川浦(1年) 3-0 池田
伊藤(2年) 3-2 帯広農業
[女子シングルス]
1回戦勝者 村川(2年) 3-0 芽室
南 (2年) 3-0 足寄
工藤(2年) 3-2 帯広農業
[男子ダブルス]
1回戦勝者 伊藤(2年)早坂(2年) 3-1 足寄
武隈(2年)川浦(1年) 3-0 本別
2回戦勝者 武隈(2年)川浦(1年) 3-1 帯広工業
深野(2年)大津(2年) 3-2 帯広緑陽
3回戦勝者 武隈(2年)川浦(1年) 3-0 更別農業
準々決勝 武隈(2年)川浦(1年) 1-3 帯広大谷
[女子ダブルス]
1回戦勝者 小川(2年)成田(2年) 3-2 帯広大谷
実は、この大会の1週間前に行われたニッタク杯では、女子が全員初戦敗退、男子が初戦突破が3人、2戦目までに全員敗退という、前代未聞の無残な結果に終わっていました。
少なからずショックを受けた私は、これまでの活動を振り返ってみることにしました。この日の大会まで、日常の練習は大方は私がメニューを決める形で行っていましたが、そのことでもしかしたら、本番の試合ではどうプレーを展開したら良いのか、自分たち自身でしっかり考える力が身についていなかったのではないのか?
私は大会当日のうちに、男子、女子の主軸となる選手たちと相談し、これからの練習は当面多くを男子と女子が、それぞれ自分たちである程度メニューを考えていくことを提案し、テスト明けから、そのように進めていくことにしました。
それから幾日かすると、生徒たちは自分たちに必要な練習法を工夫したり、お互いが教え合って自分たちに足りない部分を点検したりするなど、練習に対して以前より前向きな姿勢が感じられるようになりました。また、プレーの細かい点にまで気を配るようになったようにも感じられます。
この新人戦では、女子ダブルス1組が全道大会出場を果たしたこと、男子ダブルスで高校から卓球を始めた2年生と1年生のペアが3勝をあげたこと等々、今後に向けての明るい材料もみられるようになりました。
女子の学校対抗での帯広南商業との試合は、結果的に3敗でしたが、勝利まであと一つというところまできた場面もありました。もちろん、接戦をなぜ落としてしまったのか、足りないところは何かを考え、勝ちきる力をつけることが今後の課題となるでしょう。