男子バレーボール部のページ

男子バレーボール部のブログ

高体連ウィーク

いよいよ高体連ウィークとなりました。24日(金)に予選リーグ戦、25日(土)に決勝トーナメント戦が行われます。会場は芽室町総合体育館です。十勝の全道出場枠は、わずか「1」なので負けられない戦いとなります。選手全員の体調が完璧、というわけではなく故障を抱えている者もいますが、当日は頑張ってくれるものと思います。ともかく、今持っている力を出し切ってくれることを祈りながら見守りたいと思います。

 

土曜日の練習に三条OBが5人集まってくれました。実戦練習を行ったのですが、サイドに強烈な3人が入りましたので、どの試合も一進一退となり、高体連前の総仕上げとして良い練習になりました。

前列左より「ゆうだい」「せいや」「けんすけ」

後列左より「ひろむ」「たつき」です。

「せいや」はこの春に大学を卒業して士幌町役場に就職しました。高校では素人で入部してきて、何とかリベロで使っていました。ところが今回試合に入ったらずいぶんと上達していました。高校卒業後はほとんど競技をしていないにも関わらず、です。やはり、これがバレーボールという競技の特性なんだな、と感じました。人として成長し大人になると、視野が広がり判断する材料が増える、ということなんですね。スッとボールの下に入って簡単に上げる姿を見て感心してしまいました。

ちなみに5人のうち4人は地元の役場、1人は地域を支える主要企業に就職しています。

大丈夫か、十勝・・・。

0

札幌遠征

いよいよ「最も重要な大会」である高体連が近づいてきました。

以前は5月はGWに三条に内外のチームが集まっての強化練習会、そしてその翌週に札幌に遠征してチームを仕上げていくという作業をしていましたが、ここ数年、コロナによって札幌遠征は控えていました。今年、数年ぶりに札幌遠征を復活させ、先週末に行ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

旧東海大四高校の石階段で写真を撮りました。以前は毎年ここで集合写真を撮るのが恒例でした。数年ぶり、ということで懐かしかったですねぇ。

ちなみに新入部員7名(選手5名、マネ2名)を加えての初めての遠征でした。前列の7名が新入部員です。

新人大会優勝の東海札幌、3位の札幌藻岩など全道のトップチームと濃く練習試合を行いました。あのレベルのチームとやると三条の課題がよくわかります。20点を超えての勝負になったとき、最後は精神力の勝負だったりもします。そんなセットが続いたため、ベンチも選手も疲れましたねぇ。また、三条には故障を抱えている選手が数名います。トップチームの東海と戦うためにはそのような状況ではちょっと無理でしたね。故障を治し、万全の状態でなければいけません。

 

帰着後、選手たちに言ったこと。「チームの課題は俺が考える。個々人の課題は自分で考えて明後日からの練習をやろう」。高体連まであと10日。チーム課題は明確なので、その解消に向けて練習に取り組みます。明日の練習の冒頭で個々人の課題を確認して、残りの10日の練習を充実させたいと思います。

 

0

三柏戦

4月26日(金)、今年で65回目となる伝統の三柏戦が行われました。

三柏戦は、もちろん公式試合ではないのですが、負けたくないんですよねぇ・・・。なにせ全体の勝敗の結果が一覧表になるため、負けたら悪い意味で目立っちゃうんですよね・・・。なんとか勝つことができてホッとしています。

試合後、三条と柏葉の全部員で記念写真を撮りました。

三柏戦、昔はずっと柏葉が強く、通算成績も圧倒されていたのですが、最近は三条が圧倒することが多く、今年で12連覇となりました。通算成績でも三条が勝ち越しました。三条の勝利に貢献できて心底ホッとしています。

MVPはキャプテンMB「れい」です。

競技未経験で入部した「れい」ですが、ここに来て急速に実力が上がっています。経験が少ない分、最後まで伸びる、ということです。本人も、おそらく今はバレーボールが楽しくて仕方のない状況だと思います。

GWも終わり、いよいよ勝負の高体連が近づいてきました。キャプテン「れい」を中心にチームが一つにまとまって、さらに一歩チーム力を上げてその日を迎えたいと思っています。
0

大会報告 春季大会

令和6年度バレーボール春季高校リーグ大会が4月20、21日に帯広市総合体育館(よつ葉アリーナ十勝)で開催されました。三条は失セットゼロで優勝することができました。

予選リーグ戦
 三条2(25-21 25-21)0帯広柏葉
 三条2(25-12 25-21)0帯広農業
準決勝
 三条2(25-19 25-20)0帯広工業
決勝
 三条2(25-20 25-20)0帯広柏葉


新1年生(12、13番)も高校デビューを果たしました。

しんどい大会になることは予想していました。実は春休みに三条の攻撃の中心となるOH「しょうのすけ」が捻挫をしてしまい、今大会には間に合わなかったからです。
2月の新人大会以降、コンビバレーを磨いてきました。相手が対応できないような機動力を持った攻撃をするために、ブロックも固定せずにフリーポジションにするなど、独自の攻撃を目指してきました。そして春休みの旭川遠征で熟成する、というプランでした。しかし旭川遠征にいく前日に怪我をしてしまったため、プランは水の泡となりました。
今大会、練習してきた機動性のある攻撃は封印し、ミドルが速攻に入りサイドに平行を上げる、という単調な攻撃をするしかありませんでした。もしそれで優勝できるなら、それなりに地力がついてきたのかな、と思っていました。試合前の指示は、攻撃力が大きく落ちる分、全員で粘り強く戦いなさい、というものでした。
チームには不安もあったと思います。初日の試合でその不安が試合に表れていました。しかし二日目には互いに声を掛け合い、最後まで集中を切らさずに戦い抜くことができました。優勝、という結果はともかく、チームとして一回り成長できた大会となったように思います。

MVPは、キャプテン「れい」だと思います。素人で入部して3年目、急速に実力を上げてきています。今大会でも速攻の決定率はほぼ100%で、セッターも大事な場面でトスを選択することが多くなりました。サイドにアタッカーを揃える三条にとってミドルの成長は大きなことです。高体連まで1ヶ月、さらに一段階上げてくれることを期待しています。

「しょうのすけ」の復帰も近いと思われます。高体連には応援してくださる方々に楽しんでもらえるような機動力のあるバレーをしたいと考えています。楽しみにしていてください!

0

新体制

3月28日、私の母が逝去いたしました。葬儀にはバレー部保護者会、OB部員やその保護者など、たくさんの三条バレー部関係者からご供花、ご香料を賜りました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

母が亡くなる前日、三条男子バレー部は新体制となりました。女子バレー部の監督であった池谷内先生が男子バレー部の顧問に就任したのです。私としてはずっと池谷内先生と一緒にやりたかったのですが、学校事情もあって女子の監督をやってもらっていました。この度、学校事情が変わり男子の顧問になってくれることになりました。

 

このブログを読んでくださっている方は誰もが知っていると思いますが、私はバレーの競技経験がありません。でも、そのことをむしろ強みにしたいと考えています。三条のバレーはオンリーワンだね、とよく言われます。それは私が何にも縛られておらず、バレーという競技に対して自由だからです。私はどこのチームも参考にしません。選手をスカウティングしている強豪チームを参考にしたって仕方がないのです。競技未経験の選手たちを育てなてくはならないのですから。すべては私が自由な発想でチーム作りをしています。というか、そうするしかないのです。
競技経験がないため、私は理屈でバレーを教えるしかないのです。しかし競技経験者の感覚が必要なこともあります。池谷内先生は競技経験者ですので、私が持っていないバレーの感覚を持っています。池谷内先生が男子バレー部に来てくれたことで、私の「理屈」に池谷内先生の「経験」が加わります。これは大きなことです。今後のチームの成長が楽しみです。

母が亡くなったため、私は旭川遠征に行けませんでした。池谷内先生の最初の仕事が遠征の引率となりました。お疲れさまでした。

三条バレー部、今年の第1クールが始まりました。高体連に向けて最も重要な期間となります。他チームも新1年生を加えて強化されていると思います。しかし、高体連は絶対に負けられません。三条バレー部の第1クールを見守ってください。

0