令和3年度バレーボール大森杯高校大会が12月11日(土)、帯広柏葉高校で行われました。三条は決勝で帯広工業高校にフルセットの末に敗れ、準優勝となりました。

１回戦　三条２（25－21　25－  9）０帯広柏葉
準決勝　三条２（25－20　25－23）０白樺学園
決勝　　三条１（24－26　25－15　26－28）２帯広工業
　
不安材料は、ありました。
素人選手が多いため試合の作り方が下手くそなこと。中間考査、見学旅行と続き2年生が練習できていなかったこと。そして準決勝に勝った場合、大会運営上、決勝までの空き時間が長いこと。

初戦は、試合の作り方が下手くそなことがでました。1セット目、ミスミスオンパレード。数えてはいませんが、10本以上のサーブミスがありました。あれでは相手に関係なく点数を与えてしまいます。もう少し考えて試合に入らなければいけません。
準決勝は三条に対して気迫を向けてくる相手に対し、その気迫に飲み込まれる場面がありました。ああいう戦い方をするチームもある、ということで経験になったと思います。強い精神力もバレーで勝つには必要なことなのです。

そして、決勝。準決勝から約4時間の間が空きました。
1セット目は初戦と同じでミスミスオンパレード。呆れた私はタイムも取りませんでした。最大9－20まで差が開きました。そこから追いつき接戦に持ち込みましたが無駄にセットを落としました。2セット目は相手を圧倒しましたが、最終盤に相手選手がラインを越えて侵入し、三条の選手の腹にエルボーが入りました。このセットはなんとかプレーしましたが、最終セットは続行不可能となりました。仕方ないので公式戦では初めてコートに立つ素人1年生を入れ、今まで練習ですらやったことのないローテーションに変えて臨みました。試合にならないかな、と思いましたが意地を見せ、終盤まで接戦となりました。しかしここで痛い連続ミス。23点を先に取った所で1年生のサーブミス。マッチポイントを取った所でまた1年生のサーブミス。これでジュースとなり、最後は両チームのエースのバックアタックの打ち合いとなり、最後はエンドラインを越えてジ・エンド。

いろいろ経験になったと考えることはできますが、代償は大きかったような気がします。公式試合は、勝たなくてはなりません。結果がすべて。

大会を終え、今の帯広地区の力関係がわかりました。ちなみに3位決定戦の白樺対帯農もフルセット。各チームの間に大きな差はない、ということがいえます。これから1ヶ月後に行われる新人大会地区予選に向け、各チームがどれだけ力を伸ばせるかの勝負となります。コートに立つ顔ぶれだけを見たら、三条が一番伸び代があるような気はします。ここからが勝負です。どれだけ伸ばせるか。

インスタライブでの応援、ありがとうございます。たくさんの方々から励ましのメッセージをいただきました。新人大会は有観客となる予定です。今度は勝って喜んでいただけるよう頑張ります。今後ともよろしくお願いいたします。